こんにちは!まちおこしライターのハシゴダカ(@hashigodaka_com)です!
年齢を重ねるにつれて、人の趣味・趣向も変わっていくものですが、
最近は「○○体験」なんかにとても興味を惹かれます。
陶芸体験、ガラス工芸体験、そば打ち体験…
人生1回きりなら、色々なものに挑戦してみたい!なんて思う今日この頃です。
そんな中今回は、「月山和紙」の紙漉き体験をしてきたので、
写真や動画も織り交ぜながらレポートします!
月山和紙の歴史
月山和紙の産地は、山形県の中央に位置し、月山を擁する西川町。

出典:全国移住ナビ
かつて出羽三山信仰によって発展してきた西川町(旧西山村)では、
多くの人々が、厳しい冬の副業として和紙を生産してきました。
「西山和紙」という名で漉き継がれていたものの、
戦後の高度経済成長期には生産者が激減。
名称を「月山和紙」と変えて、細々と守られてきました。
その後平成元年には、和紙工房を備えた「自然と匠の伝承館」が完成。
現在は「工房さんぽ」さんとともに、現代へ受け継がれています。
月山和紙の特徴

出典:山形県ホームページ
月山和紙の特徴は、
- 国産楮(こうぞ)100%
- ソーダ灰による煮熟
- 薬品漂白を行わない
という点です。
また、山形県の紅花や、この地域の特産である山ぶどうの皮などを用いた、
地域の特徴を活かす和紙作りにも取り組まれています。
月山和紙工房に行ってみた
今回伺ったのは、「自然と匠の伝承館」さん。
本日は会議への出席でこちらへ。
西川町・大井沢は初めて来ました!
風情ある素敵な施設です。#囲炉裏 #庄内金魚 pic.twitter.com/EFzJbVJDfN— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) September 11, 2019
この日参加した打ち合わせの一環で、
紙漉きを体験させていただきました。
月山和紙の完成までには、このようにたくさんの工程を経なければならないそうです。

先ほども出てきた「楮」(こうぞ)とは、
古くから和紙の材料として使われているクワ科の落葉低木です。
この楮の皮の綺麗な部分が、主な原料となります。
いざ!紙漉き体験!
そんな大変な工程を全部お膳立ていただき、
ただただ紙漉きだけを楽しませていただきました(笑)
職人さん達には頭が下がります。
山形県西川町・自然と匠の伝承館にて、
「月山和紙」紙漉きの様子です。ここまでに至る工程の多さが驚きでした! pic.twitter.com/RezMW7X0K6
— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) September 12, 2019
私も紙漉き体験してきました!#月山和紙 pic.twitter.com/P5sL8M6lsW
— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) September 12, 2019
出来上がり、どうでしょうか?
もちろん職人さんとは比べるまでもないですが、
手漉き和紙独特の風合いがとても気に入ってます。
自然と匠の伝承館さんでは、
各種体験教室の事前予約を受け付けていますので、
ぜひチェックしてみてください~!