「地域おこし協力隊は給料が低い」って思っていませんか?

「地域おこし協力隊」に対して、

「稼げる仕事」というイメージはあるだろうか?

 

どちらかというと、お金は二の次、地域のためにガンバります!といった、

社会貢献的な印象が強いのではないか。

 

「地域おこし協力隊 給料」

で、一度検索してみて欲しい。

 

「貯金ができない」「税金やばい」「大赤字」

そこに並ぶ言葉は、押しなべて悲惨だ。

 

「6次産業化」という言葉のもつ意味

ここからは、筆者個人に関する話。

 

筆者の地域おこし協力隊としてのミッションは、

一言で表すと「地域ぐるみでの6次産業化推進」である。

 

「6次産業化」という言葉が持つ目的は、

「農産物などが元々持っている価値をさらに高め、

それにより、農林漁業者の所得を向上していくこと」だ。

地域おこし協力隊の6次産業化への関わり方とは。

 

考えてみて欲しい。

 

低賃金で貯金を切り崩す生活にひいひい言いながら、

自らが稼ぐ為の努力もできていないような「よそ者かつ若者」から、

「農家さんが稼ぐ仕組みを考えたので私のところに農産物を卸してください」

と言われたところで、誰が信用してくれるのか。

 

例え、地域活動などで得た信用により「同情」で卸してもらったとして、

それは地域に根づく永続的な仕組みとなり得るのか。

 

生産・加工・商品開発・マーケティング・流通・販売…

「6次産業化」に必要なのは、経営感覚そのものだ。

 

地域ぐるみで稼ぐ仕組み作りをする自分自身こそ、

アイデアや行動だけではなく「説得力」を持たなければならない。

ましてや、卒業後はその地で起業をしようというのならなおさらだ。

 

6次産業化に限った話ではない。

観光業だって情報発信業だって、

どんなミッションも突き詰めれば皆ビジネスであり、共通して言えることだ。

 

「給料が低い」と発信することのデメリット

先の検索結果の話題に遡るが、

地域おこし協力隊の募集要項には全ての条件が記載されており、

通常の転職と同じように確認・同意の上応募しているはずである。

 

月々の報酬額が低い!

副業ができない!

国保と年金が高い!

といった不満も全て、

応募前に調べることができるものだ。

 

他に好待遇の自治体もある中で、

少なからず何らかの魅力を感じて条件を天秤にかけ

その自治体を選んだのではないだろうか?

 

自治体が募集要項の内容を遵守している以上は、

「給料が低い」という発言は自らの計画性の無さを露呈してしまっているだけであって、

それを国や自治体、制度の問題であるように論点をすり替えてはいけない。

 

そのような趣旨の投稿は、

活動する自治体の「ネガティブキャンペーン」自ら行っているようなものであり、

以下のようなデメリットが考えられる。

(考え得るメリットも併記しておく)

「給料が低い」と発信するメリット

  • クラウドファンディングなどで支援を得やすい?
  • 待遇が改善するかも?

 

「給料が低い」と発信するデメリット

  • 自らの見込みの甘さを広めてしまう
  • まるで自治体や制度に原因があるかのような印象で拡散される
  • 地域の方にビジネス感覚が無いと思われる
  • 後任に優秀な人材が来なくなる

 

「待遇が良い自治体」もある!

もちろん、そのような発信をしている個人に対して、

責め立てるようなつもりは毛頭ない。

 

そのうえでなぜわざわざこの件について掘り下げたかと言うと、

筆者が活動する自治体の待遇がめちゃくちゃ良いことをお伝えしたいからだ。

 

良い人材を集めるために、待遇面を真剣に検討している自治体がある中、

「地域おこし協力隊は生活が成り立たない!赤字だ!稼げない!」

と、まるで全ての地域おこし協力隊がそうであるかのように、

一辺倒な発信はしてほしくない、というのが筆者の想いだ。

 

次の記事では、実際に筆者自身が活動する自治体の、

具体的な給料や福利厚生について晒してみたので、

ぜひこちらも読んでみてほしい。

【待遇が良い地域おこし協力隊】の給料と福利厚生を晒します。

ABOUTこの記事をかいた人

ハシゴダカ@6次産業化ライター

庄内町立谷沢地区へ移住し「食」と「農」を軸に活動する地域おこし協力隊。 共同利用食品加工場「タチラボ」にて、生産者様の加工食品開発・販路拡大などをサポート。 複業:フリーランスでWebライティング / 動画編集 / 「立谷沢山の芋」農家 / 燻製加工食品製造 などのパラレルワーク。 趣味は家庭菜園。