【ひどい】地域おこし協力隊【闇】失敗しない自治体選びを考える。

こんにちは。ハシゴダカです。

 

地域おこし協力隊になって、1年半が経過しました。

人や環境に恵まれ、ここまで活動を続けて来られました。

 

さて、先日、とある事に気がつきました。

 

このツイートのとおり、「地域おこし協力隊」と検索すると、

サジェスト結果の上位は「ひどい」「闇」と、

ネガティブな言葉が並んでいます…。

 

サジェストツールでも、確認してみました。

 

こちらも、このように「失敗」という言葉が入っていますね。

 

これにはさすがに、

「自分にとっては誇りに思える仕事なんだけどな」…と思い、

なぜこのような言葉が並ぶのか、考えてみました。

 

「失敗談」を求める人とは?

 

もちろん、一部には何らかの条件などが折り合わず、

実際にそのような体験をした隊員もいると思います。

 

しかし、一番の要因は、

転職先として地域おこし協力隊という「未知の制度」を検討した時に、

その不安から、失敗事例を探したくなる心理が働いている場合が多いようです。

 

つまり、失敗談を求めるのは、

地域おこし協力隊になるかどうか検討している人ではないかと思います。

 

そこで、そのような迷いの真っ只中にいる人に向けて、

【自治体とのミスマッチ】について考えてみます。

 

結論:会社と同じく、その環境による。ただし、ミスマッチは回避できるかも。

先に結論を言ってしまうと、協力隊制度そのものの問題というよりも、

「自治体ごとの条件面」

「働く環境、周りの人」

やはりこの2つによって、大きく変わります。

 

一般企業への転職でも、気になる要素は結局この2つですよね。

 

だからといって、どうしようもないわけではありません。

事前の情報収集を工夫することで、

ミスマッチの原因となる大部分を把握し、

「失敗しない自治体選び」という理想に近づけるはずです。

 

その「工夫」とは、

・自分の「ジャンル」に合った条件で絞り込む

・応募前から、積極的な接触を図る

 

この2つだと思っています。

それでは、詳しく解説します。

 

まずは、自分をカテゴライズしてみる。

 

協力隊を目指す理由は、人によって様々です。

 

実は毎年、現役協力隊員向けに、アンケートが実施されます。

そこから、「なぜ協力隊になったのか」「なぜ、その自治体を選んだのか」

この傾向を、読み取ってみたいと思います。

 

Q:あなたが「地域おこし協力隊」に応募した理由は何ですか。

 

上位3つが、こちら。

1.自分の能力や経験を活かせると思ったから(61%)
2.地域の活性化の役に立ちたかったから(52%)
3.活動内容がおもしろそうだったから(51%)

 

Q:あなたが、現在の任地を選んだ理由は何ですか。

 

上位3つが、こちら。

1.活動内容が、魅力的であったから(55%)
2.地域としてよいイメージを持ったから(49%)
3.募集機関や活動開始時期(33%)

 

さらに、任期終了後の予定についてもアンケートがされています。

 

Q:あなたは、現在の活動任期が終了した後、現在の活動地に定住する予定ですか。

 

既に定住する方向で考えている人が54%と、半数以上を占めます。

 

Q:現在の活動地に定住する場合、仕事や職業についてはどのようにお考えですか。

 

定住希望者のうち、起業を検討している方が51%というのは驚きですね。

想像よりも多かったです。

…私も、その中のひとりではありますが。

 

以上をまとめて、大まかに3タイプに分けてみました。

 

A:「協力隊」という肩書き、もしくは決まった業務内容をやりたい!

B:その土地に住みたい、もしくは田舎暮らしがしたい!

C:起業をしたい、起業への足掛かりとしたい!

 

自らを一旦カテゴライズすることで、

自治体ごとに異なる条件をどういった目線で比べるべきかが見えてきます。

おすすめです。

 

条件面について

それでは具体的に、どのような考えを持って条件面を比較するべきか考えてみます。

 

自治体について

 

「この町に住みたかった!」という明確な理由がある方は、

迷うところではないですよね。

 

ここでの注意点としては、業務内容にばかり気を取られてしまうと、

その土地ならではの問題は、見落としがちということです。

 

例えば西日本出身の方が、深く考えずに豪雪地帯へ着任してしまうと、

雪道の運転や冬場の暖房費など、生活面での違いに悩む例が多かったりします。

 

あと、田舎はプロパンガス代がかなり高いです…ここも忘れずに。

 

・業務内容について

 

業務内容が最優先ではない方で、かつ複数の選択肢がある場合は、

最も頭を抱える部分だと思います。

 

私の場合は、たまたま運よく、やってみたい業種の募集が出ていました。

ここに関しては、ひとつの自治体の中でも様々な種類があるので、

ある意味ではタイミングの問題になってしまうとも言えます。

 

ただし、起業を考えている方は、

未経験であっても、副業や個人事業と関連付けられる業務内容がおすすめです。

 

その理由は、どちらの仕事にとっても相乗効果が期待できることと、

「地域おこし協力隊」という肩書きの強さにあります。

 

私の場合は、未経験ながら「6次産業化」というミッションを選び、

副業として6次産業化に関わるライティングや加工食品の製造をしています。

 

このように近いジャンルで双方の活動を進めることで、

それぞれの経験や実績が、他の仕事にも役立ちます。

 

また、個人事業で関わる相手に対し、

同じようなジャンルで地域おこし協力隊でもあるというのは、

実績以上の信頼感に繋がるほか、メディア等からも取り上げられやすいので、

ぜひ、実施してみてください。

 

・雇用形態について

 

雇用形態に関して言えることはひとつだけです。

 

「起業」を志す人は、「副業可」の形態を選ばないと、かなりハードです。

 

副業ができないまま、3年の任期終了後にゼロからの起業がしんどいのは、

誰の目にも明らかですよね。

 

協力隊業務を頑張りながら、3年掛けて副業(個人事業)をじっくりと伸ばし、

卒業時には協力隊の月収を上回るくらいが最も理想的です。

 

自治体との雇用契約を結びながらもある程度の副業は認められる場合もありますが、

副業の範囲に制約があるのであれば、やはり雇用契約なし・副業可の自治体を選んでおくのが無難です。

 

なお、これは起業したい人に限った話であり、

安定志向の方、社会保険への加入を理想とする方などは、

雇用契約ありの自治体を選ぶのが良いと思います。

 

国の臨時職員に関する制度も「会計年度任用職員」へと置き換わり、

期末手当が支給されるようになった隊員も多いそうですよ。

 

ここまでは条件面の考え方について説明してきましたが、

ここからは、明文化できない「地域」「人」について、考えてみたいと思います。

 

「協力隊」だからこそ、応募前からアプローチ。

応募前から、

「働く場所を見に行こう」

「社員さんのTwitterアカウント見つけたから、どんな会社か聞いてみよう」

なんて、一般企業への転職だとなかなかできるものではないですよね。

 

しかし、協力隊の場合は、どんどんやってしまって良いと思っています。

 

もちろん、コロナにより移動を制限されている現状では難しいですが、

応募前から現地を確認できるのであれば、ミスマッチは、より防げますよね。

 

実際に私も、最寄りのコンビニが地図上で見ていた感覚よりもかなり遠く、

かな~り驚いた記憶があります…。

 

SNSでも、繋がりやすい。

 

SNSやブログを運営している協力隊員は、

地域の情報発信などを目的としているので、

個人でありながら公益性の高い発信をされている方が多いです。

 

言い換えると、気軽に話しかけやすい存在です。

気になる自治体の先輩隊員がどのような活動をしているか調べることができますし、

どうしても聞きたいことは直接アプローチしても良いと思います。

自分だったら、むしろ嬉しいです。

 

一歩踏み出すことでミスマッチの可能性が減るのであれば、行動するべきです。

 

書籍からも学びはたくさん

また、余談ですが、

地域おこし協力隊に関する書籍を読んでおくことも、おすすめです。

 

これまで活躍されてきた協力隊は、

自治体や活動地域の方々と、どのような関わり方をしてきたのか。

 

その姿勢を知ることは、着任後の行き違いを減らすことにも繋がります。

 


このあたりが、おすすめです。

 

また、まちづくり専門家、木下斉さんの書籍も、

地域おこしに関わる上でのスタンスを学ぶことができるので、私はよく読んでいます。

 



最後に…庄内町もいいところです。

たぶん、近いうちに、

庄内町でもまた、協力隊の募集がかかります。

 

その際には、このブログでもお知らせします。

庄内町は、とてもいいところなので、ぜひ。

『庄内町』地域おこし協力隊報告書(令和元年度)ができました!

ABOUTこの記事をかいた人

ハシゴダカ

ノースキルから、協力隊任期3年でパラレルキャリア×フリーランスを目指し、山奥で複業中。 1.山形県庄内町地域おこし協力隊(ミッション:地域ブランド&6次産業化・残り任期1年6ヶ月) 2.Webライター 3.ECサイト「百舌堂」運営 4.燻製加工食品製造 5.立谷沢山の芋農家 6.ブログ運営。 プログラミングを学習中。