こんにちは!まちおこしライターのハシゴダカ(@hashigodaka_com)です!
先日別の記事でも触れましたが、
今年は初めて、本格的な家庭菜園に取り組みました!
暑さや害虫、追肥の加減など毎日悩まされましたが、
夏には毎日美味しい野菜に恵まれました。
来年はもっと広げて、色々な種類の野菜に挑戦したいと思います!
そんな中でも特に印象的だったのが、だだちゃ豆。
今年初めて10苗だけ植えただだちゃ豆、
今朝初収穫を迎えました!😃
今日さっそくいただきます!楽しみ!!#家庭菜園 #畑 #だだちゃ豆 #枝豆 pic.twitter.com/djYBNtjuKs— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) August 25, 2019
初めての自家製だだちゃ豆!
とても味が濃く、美味しくいただきました😃#家庭菜園 #畑 #枝豆 #だだちゃ豆 pic.twitter.com/OTzY8at5FQ— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) August 25, 2019
↑これはまだ小さかった…早まった…。
裏の畑で育てただだちゃ豆。
先日一部を収穫した際はまだ小ぶりだったので、
しばらく実を膨らませて今朝たくさん収穫しました!今年は色々な方からおすそ分けとしていただきましたが、
やはり自分で育てたものは格別です。早く食べたい! pic.twitter.com/d77MOOzVAK
— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) September 10, 2019
↑このくらい身が膨らむと食べ頃!
他に植えたナスやピーマン、オクラなどは、
夏の間繰り返し何度も収穫できますが、
だだちゃ豆(枝豆)の収穫は一度きり。
家庭菜園として、同じくらいの時間を掛けて育てるなら、
収穫回数の多いほうがお得!
と思っていたのですが…。
実際にだだちゃ豆を収穫し、食べてみたところ、
その考えは一変しました!
こんなに貰ってどうするの!#白山だだちゃ豆 pic.twitter.com/vUQvJ6msiv
— ハシゴダカ@山形庄内まちおこしライター/庄内町地域おこし協力隊 (@hashigodaka_com) August 29, 2019
枝豆のつもりで食べると、
甘さと濃厚な風味に誰もが驚くことでしょう。
私の地元・青森県弘前市の「毛豆」も相当美味しいと思っていましたが、
今ではすっかりだだちゃ豆の虜になってしまいました!
そんなだだちゃ豆についてご紹介します!
自分でもだだちゃ豆を育てて販売したい!
だだちゃ豆、そんなに美味しいと言うのなら、
自分で育てて販売しちゃえばいいのでは?
という考えに至るのは自然の流れ。
(事実、私も育て始めた当初は頭をよぎりました。ほんのちょっと。)
しかし、結論から申し上げると、
全く同一の品種であっても、
勝手に育てたものを「だだちゃ豆」という名前で販売することはできません。
だだちゃ豆ブランドを維持するために、厳格なルールが定められているのです。
「だだちゃ豆」を販売できるのは限られた農家だけ!
今や全国的に知れ渡っている「だだちゃ豆」ですが、
その名を冠して出荷できる生産条件は下記の通り。
- 山形県鶴岡市が組織した「だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」への加盟
- 山形県鶴岡地域に住所・生産地を有する者
- 指定の品種を作付すること
このように厳しい自主規制を行うことで、
結果的には美味しい本物だけが「だだちゃ豆」として流通し、
ブランド力は向上、一躍全国区へと成長しました。
だだちゃ豆にも種類があるの?
通販サイトで「だだちゃ豆」を検索してみると、
「白山産~」「殿様の~」「秘伝~」など、さらに細かい品種が表記されています。
正式な品種名として、先述の協議会が定めているのは以下の10種です。
- 「庄内一号」
- 「小真木(こまぎ)」
- 「甘露(かんろ)」
- 「早生白山(わせしらやま)」
- 「白山(しらやま)」、本豆(ほんまめ)
- 「庄内三号」
- 「晩生甘露(ばんせいかんろ)」
- 「平田(ひらた)」
- 「庄内五号」
- 「尾浦(おうら)」
いずれも正式なだだちゃ豆であり、
早生、晩生など細かな違いはありますが、
どれも独特の甘みや風味はしっかりと楽しめます。
しかしこの中でも、本豆とも呼ばれる「白山」は、
だだちゃ豆の特徴を最も良く表現しており、
「だだちゃ豆らしいだだちゃ豆」と称されます。
まさに「王道」と言えるでしょう。
通販に「白山だだちゃ豆」もたくさんあるけど…
そんな、THE・だだちゃ豆である「白山だだちゃ豆」ですが、
実はその中でもさらに、種類が2つあると言われています。
それは、
・品種としての「白山」
と、
・産地としての「白山」
といった違いです。
特に後者、産地を表す「白山だだちゃ豆」は、
まさにだだちゃ豆発祥の地、白山地区にて、
30数件の農家さんしか栽培していません。
とても希少価値が高く、だだちゃ豆の王様と言える、
「白山産のだだちゃ豆」
ぜひ一度、産地にまでこだわってご賞味ください!